山林:鳥は多いが、見つける難易度が高い場所
山や森では、探し回るよりもポイントに腰を据えてみよう
鳥は木が多い場所を好むので、樹木が茂る山や森にはたくさんの鳥がいます。
しかし、樹木が多いということはそれだけ見通しが効かず、鳥を見つけるのが難しいということでもあります。
山では鳥の声は良く聞こえるものの、肝心の姿はなかなか見えません。
山や森の中で鳥を見るときは、やみくもに歩き回るよりも、一か所に腰を据えて、鳥が姿を見せてくれるまで待つ方が楽になります。
開けた場所
木がまばらで広場のようになっている場所や、林道や登山道の近くは鳥を見るのに良いポイントです。
じっと待ち構えていると、こちらの存在に気付いていない鳥がひょっこり姿を見せることがあります。
夏にはオオルリなどが、見晴らしの良い木の枝でさえずり始めることがあります。
鳥に見つからないように、開けた場所の真ん中にいるのではなく、少しだけ木々の間に隠れるようにするのが重要です。
ただし、道から外れることは危険が大きいので、安全を確保してあまり大きく外れないように注意する必要があります。
藪・竹藪
道や開けた場所のそばにある藪も、多くの鳥を観察出来るポイントです。
鳴き声を聞いたり、風もないのに藪がガサガサしているのに気づいたりしたら、動かずにじっくり観察してみましょう。
藪の中にはルリビタキやカヤクグリのような愛らしい小鳥がいることがあります。
また、なかなか姿を見せないウグイスも藪の中に潜んでいることが多く、地道に我慢強く待てば姿が見られることがあります。
林床
落ち葉が積もった森の地面にも、鳥は良くやって来ます。
多くの場合、落ち葉の下に潜む虫がお目当てです。
キジバトやトラツグミの他、秋や冬には渡り鳥のシロハラが虫探しをします。
がさがさという音がした時には、鳥が近くに潜んでいるサインです。
巣箱
森林の付近や中には、ところどころに巣箱が設置されていることがあります。
普段は使われませんが、繁殖期になると鳥にとって都合のよい場所になります。
こうした小型の巣箱はシジュウカラやヤマガラが利用します。
シジュウカラの繁殖期は4~7月、ヤマガラの場合は3~6月です。
もっと大きくて入口が広い巣箱の場合、フクロウやアオバズクなどのフクロウ類、ムクドリが利用するようになっています。
フクロウは3~6月、アオバズクは夏、ムクドリは春から夏にかけてが繁殖期です。
タイミングが合えば、フクロウ類の子育ての様子を見られるかもしれません。
ただし、巣の近くに人間がいることは鳥にとっては相当なストレスになります。
近くに陣取られると鳥は巣に近寄れず、卵やヒナを放棄することもあります。
観察する場合は遠くから双眼鏡を使い、長居しないように心がけましょう。
もちろん、中を覗いてみようとするのはもってのほかです。
(管理人へのご連絡は不要です)












