自分の家の庭に鳥を招待しよう
エサ台(フィーダー)を設置して鳥をもてなそう
バードウォッチングが盛んな欧米では、庭にエサ台(フィーダー)を設置して鳥を呼ぶことが良く行われています。
目の前に鳥が来てくれると、観察しやすく、なんだかうれしい気分になります。
ただ、野鳥はあくまで野生動物なので、餌付けをするのは良くありません。
餌付けをすると野鳥の習性が変化したり、数のバランスが崩れたりします。
エサ台を設置するのは、野鳥が住みやすくする環境づくりの一環と認識しておきましょう。
エサ台を設置する時期
エサ台を設置するのは、エサになる昆虫や木の実が少ない寒い季節が適当です。
11月中旬から、翌年の四月中旬を目安が目安となります。
虫が出てくる葉桜の季節になるとエサを減らし、徐々にやめるようにしましょう。
水場も設置してあげよう
野鳥は常に水を飲んだり浴びたりする場所を探しています。
清潔にしないと、寄生虫やダニの被害にあうので、1日に数回水浴びをします。
きれいな水を1年中用意していれば、鳥はすぐにでもやって来ます。
水場として使うのは、鉢や水盤、深皿などの浅めの器が適しています。
水場の上にバケツなどを下げ、少しずつ水が落ちるようにしてみましょう。
水滴が落ちて水が動くと、光が反射して上空の鳥にも見つけやすくなります。
また、動く水は鳥にとってきれいに見えるのか、やって来やすくなります。
エサを用意するときの注意点
・一種類だけの野鳥が集まっても困るので、エサは複数種類用意しましょう。
・余ると困るので、1日で消費されるぐらいの量にしましょう。
・エサがあったりなかったりすると鳥が困るので、毎日やるようにしましょう。
・フンや鳴き声が近所の迷惑にならないように、作る位置を考えましょう。
エサ台を作るうえで一番重要なことは、清潔を保つことです。
鳥が残したフンや余ったエサを放置すると、エサ台が病原菌に汚染されます。
そうなると、鳥の間で伝染病が流行り、多数の鳥が死ぬことにあります。
フンや余ったエサは毎日取り除き、週に1回程度は漂白剤で殺菌をしましょう。
(管理人へのご連絡は不要です)